０歳児の子どもたちは、寝ている状態から段々とおすわりができるようになり、自分の足で歩くことができるようになっていきます。
両手が自由になると、子どもたちは手を使って何かできることが嬉しくて、「これは何だろう」とまわりにあるものを触り、つかみ、引っぱりだします。
その行為は大人にはただのいたずらや気まぐれに見えますが、子どもには成長のための大事な「仕事」なのです。
良い事も悪い事もすべてスポンジのように無意識に吸収するこの時期だからこそ、あかぐみでは自然の素材を取り入れ、穏やかな安心できる環境を整え、常に「いつも」の状態を保つことを大切にしています。

朝のお集まりの後は、モンテッソーリ教育のお仕事の時間です。自分で選んだおしごとを満足いくまで繰り返し取り組んだ子どもたちの姿は、達成感に満ち溢れています。 また、この時期は。大人の活動を真似したい模倣期に入り、掃除や洗濯、クッキングなどの活動にも積極的に参加していきます。このような”自分は一人でできるんだ！”という有用感を味わえる活動、人から”ありがとう！”と喜ばれる経験を通して自信を以って生活してく事ができ、自立へと進んでいくようです。

毎日、緑豊かな自然に囲まれ元気に遊ぶ子どもたち。広々とした園庭を走り回ったり、のびのびと体を動かしています。
その後に取り組むモンテッソーリ教育のおしごとでは外遊びで大きな声を出していた子どもたちも自ら教具を選び繰り返し集中して取組ことができ、満足感や達成感を味わいます。
さらにこの集中力で的確に判断する力が身についていき、その判断力は子ども同士の関わり合いの中でも生かされ、縦割り保育では年上の子どもの姿を見て年下の子も意欲的に行動し、年上の子は様々な活動を通してより自信を持ち、毎日一人ひとりが目を輝かせながら成長しています。